エスパルスはアウェーゲームを制し勝ち点3を手にしました。
残留争いという観点で見ると大きな大きな勝ち点3です!
試合全体を通じての印象は、下位チーム同士の対戦というものでした。

エスパルスは先制点を挙げたこともあって、良い意味で相手のペースに合わせて戦ったという感があります。
新潟は自陣ポゼッションが多いというデータでしたが、昨日の試合ではあまりそういったシーンはありませんでした。
エスパルスが引き込んで戦っていたのかもしれません。
その1つのを表すプレーが髙橋選手のプレスでした。
これまでの試合では少し追いすぎなところがありましたが、昨日の試合ではそういったプレーは無かったですね。
新潟が結果が出ないのはプレーに顕著に現れたように感じました。
新潟は攻撃の際にバランスだけ整えて、ポジションを離したり壊したりする動きが皆無でした。
2TOPとサイドハーフが4枚並ぶ、ボランチとサイドバックが4枚並ぶ
カウンターに備えてCB2枚が残る
このような形なのでバイタルエリアに誰もいないシーンがほとんどでした。
エスパルスの守備は構えていれば良いですし、前線の4枚に対して5枚~6枚で構えられるので全く怖さはありません。
危なかったのは前半のミドルシュートのシーンくらいでしょうか?
あそこもパスを出されていたら危険でしたが、シュートの選択だったので止められました。
後のシュートはかなりスキルが無いと決められないようなものでしたね。
一方でエスパルスの得点シーンは素晴らしかったですね。
最後のクロスの際に、山原選手の猛スプリントが印象です。
あれだけ長い距離を全速力で駆け上がって、正確なクロスをあげたのは素晴らしいですね。
そして髙橋選手が2試合連続で左からのクロスから決めました。
インタビューでも言っていた消える動きを意識してのゴールです。
そして相手と違ったのはダイレクトプレーが3つ入っていたことです。
髙橋選手、中原選手のつなぎがダイレクトプレーだったために、乾選手がかなり余裕をもって持てました。
そして中に運んでできたスペースに山原選手が走りこんでクロスです。
クロスに対しても関わった選手がエリア内まで入っていき、ボランチの上りも含めれば6枚エリアに入っていました。
あのゴールは再現性のあるゴールだと思います。
ダイレクトプレー、フリーランニング、クロスの入り方がかみ合って生まれたゴールです。
後半10分過ぎに相手のターンになりかけたところで交代カードを先に切ったのも良かったですね。
まあ、ここは結果が出なかったら批判されるのかもしれませんが、判断としては良かったと思います。
この試合で不満だったのは審判のジャッジとATの長さくらいでしたね。
この勝利で勝ち点36まで積み上げました。
下位チームの勝ち点状況から残留に対して40までは必要ないと思いますが、目安のラインまでもう少しで手が届くところまで来ました。
次節からの上位チームとの対戦で積み上げられたら最高ですね。
大きな大きな勝ち点3をつかんでくれました!
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