昨日の記事では前線の選手の得点が少ないという点に触れました。
もう少し数値を見ていくと、意外な指標がありました。
「シュート率」
という指標です。
攻撃セットプレー
左サイド攻撃
中央攻撃
右サイド攻撃
ショートカウンター
ロングカウンター
敵陣ポゼッション
自陣ポゼッション
上記8項目で指標が出されているデータです。
少し以外だったのが、エスパルスはシュート率が軒並み高いという点です。
各項目でリーグ上位の数値です。
左サイド攻撃に至っては21.3%でリーグトップのシュート率です。
5回に1回はシュートまで至っている、非常に効率の良い数値が出ています。
もしかしたらこの点が、チームから危機感を奪っているのかもしれません。
攻撃に出られた時には、シュートまで至っているということです。
つまり
「やろうとしていることは出来ている状態」
と言い換えられます。
「そもそも攻撃機会は少ないが、攻撃をした時はシュートまで至っている」
ということです。
当然、母数が少なければ率は上がります。
1回シュートに至っただけで、率の数値は簡単に上がります。
逆に攻めれていないことを如実に表しているデータです。
全ての項目で上位ということは、そういうことですね。
「少ない機会でもシュートまで行けている」
という認識でいるならば、かなり危険な状態と言えるでしょう…。
もっと積極的に攻撃回数を増やさなければ、勝ち点3を取るのは難しいですね。
現時点で、リーグで一番勝利から遠ざかっているチームという現実があります。
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