ゼ・リカルド監督の続投が正式リリースされましたが、今日の記事はW杯にします。
日本代表が初戦でドイツを撃破しました!
歴史的勝利と表現されるように、非常に大きな勝ち点3です。
しかも堅いイメージがあるドイツに逆転勝ちというのは、本当に価値があります。
日本代表は試合の入り方は非常に良かったですね。
相手のボランチをしっかりと抑える戦い方が出来ていました。
最初の10分は100点の出来と言っても良いでしょう。
しかしドイツも3枚のCBタイプを並べて、可変システム気味に来ていました。
徐々に日本のDFラインは押し込まれ、一方的にボールを握られる展開になりました。
速い前田を前に置いて前からのプレスと、押し込まれた後のロングボールに走らせる目論見があったと思いますが、機能しませんでした。
単純な策では厳しいという前半戦でした。
そんな中、権田が相手を倒してしまいPKを献上してしまいます。
直前のテストマッチでもかなり不安定で、もしかしたらスタメンから外されるのではと思うくらいでした。
そんな中、戦犯となりかねないPK献上で、ドイツに先制点を許してしまいました。
初戦で勝ち点が取れない時点で、日本のW杯は終わると思っていましたから、非常に厳しい展開に追い込まれたと思いました。
中々変化を付けられない印象のある、現日本代表ですからなおさらです。
しかし、後半から別のチームに変わりました。
メンバーを変え、システムを変え、戦術も変えました。
前から圧力をかけて、日本がボールを持つことが出来るようになりました。
さらに選手交代をして、ゴールを狙い続けます。
しかし強国ドイツも慣れてくると、プレスをはがし始めて、日本ゴールに迫るようになります。
ただ、枠内シュートを権田が止め続けて、試合を終わらせることはしませんでした。
酒井の怪我のトラブルで、さらに交代をして試合が動きました。
日本が立て続けにゴールを奪い、一気に逆転に成功しました。
正直、あそこまで変化を付けられるチームだとは思っていませんでした。
4年間の積み上げを見事に初戦で披露した結果となりました。
大きな自信をもって残りの2試合に臨めそうです。
しかしドイツからは、それほど強さを感じませんでした。
これまでに登場した優勝候補に比べると、1枚落ちる感じがします。
浅野の逆転ゴールも、以前のノイヤーなら止めていたのではないでしょうか?
左側にDFがいて、狙えるのはニアしかないように見えましたが、そこを打ち抜きました。
ゴールを決めた浅野のシュートは素晴らしかったですが、あっさりと決まったシーンでもありました。
W杯の試合が非常に楽しいので、エスパルスでは溜まったサッカーのストレスを感じずに済むのも良いですね。
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