開幕から早くも第3節になります。
圧倒的戦力といわれていましたが、無得点で中位に沈んでいる状態です。
J1の自動昇格に必要な勝ち点は試合数×2ポイントが目安です。
すでに4ポイントを失ったエスパルスは、3連勝しなければその場所に到達することができません。
攻撃の形が全くないままどのように勝ち点を挙げるのでしょうか?
相手の長崎はエスパルスと共通点があります。
戦力は十分に有している
昨シーズンブラジル人監督が就任
チームのカタチを創れずに9戦勝利なし
エスパルスはJ1が7試合含まれますが、長崎はもちろんすべてJ2です。
どちらがトンネルを抜けるかが着目されていますが、エスパルスにとっては勝つべき試合です。
得点が取れないのは
「カウンターが出せない」
が最大の理由だと思います。
昨シーズンは攻められた中からショートカウンターやロングカウンターで得点を上げました。
しかし、今シーズンはおそらくすべての相手が、引いてロングボールを蹴ってくるでしょう。
自分たちで意図的に崩していかなければなりませんが、前節はほとんど決定機も作れていません。
30メートルライン侵入回数は1位にもかかわらず、エリア侵入会数は8位です。
データでも手がないことが顕著に表れています。
中盤の選手の構成力が課題ですが、白崎の復帰の可能性があります。
1選手で変わるものではないとは思いますが、停滞感の強いチームの中で動きを付けられる選手が戻ってくるのは間違いなくプラスです。
選手の引き出す動きが足りていないのは明白ですが、ポジショナルプレーが基本戦術の監督なので変化は期待できません。
あと1メートル動くだけで、かなり相手を動かせるはずなのですが…。
前節もカルリやホナウドがポジションを外したプレーの時にはシュートまでは行けていました。
長崎は低迷していますが、アタッカーはJ1クラスなので、失点の可能性も高くなります。
縦のボールの競り合いでも、鈴木と競らせたら相手が上回りそうですし、サイドバックの裏を突かれた後の対応がカギとなります。
権田のシュートストップで救われていますが、今日の相手のアタッカーだと決められてもおかしくありません。
エスパルスが勝つには複数得点が必要な試合となりそうです。
得点が動く試合となると思いますが、どちらが多くの点を奪えるでしょうか。
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