湘南戦のトラッキングデータでも試合内容を顕著に示していました。
まず全体的に走行距離が少なかったですね。
お互いに連戦の影響が出ていたということでしょうか?
エスパルスの湘南対策をしたプレスによって、ある数値に変化がありました。
まず湘南のアンカーの選手の走行距離がかなり少なかったというデータとなっています。
またスプリントはほとんどなく、ボールを引き出す動きも封じ込めていたことがわかります。
一方でエスパルスは乾選手と松崎選手がCBの1枚とサイドの選手を見ていたので、その分走行距離とスプリント数が増えていることがわかります。
攻撃でもアクセントとなっていましたが、ボールサイドによって前に行きたいのを我慢しながら、プレーをしていたことは映像には出ていませんが、データとしては出ています。
また我慢していたというのはブエノ選手の走行距離にも表れています。
途中で交代をしたこともありますが、いつもより少ない走行距離でした。
一方でもう1枚のボランチの宇野選手は両チーム合わせて1位の走行距離です。
コンビネーションでどちらが行くのか、どちらが留まるのか、それとも2枚で行くのかが整備されている印象を受けます。
試合後の宇野選手のコメントでもブエノ選手とは離さなくても連携が取れるようになってきたとコメントしています。
また3バック全員が10kmの走行距離を超えていました。
しっかりとラインをあげていたという裏付けとなる数値です。
3バックのラインでギャップを作られることは無かったですね。
クリーンシートを達成するための走量であったことがうかがえます。
やはり勝った試合の振り返りは楽しいものですね。
連戦が続きますが、また味合わせてほしいですね。
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