今日は前半戦最後のホームゲームです。
2連覇中の神戸との対戦となります。
非常に厳しい相手ですが、エスパルスは直近1分3敗と勝てていないので、是が非でも勝利が欲しいところです。
神戸は開幕直後こそ4戦未勝利で出遅れましたが、初勝利をあげてからは12戦8勝です。
この間、引き分けがなくしっかりと勝ち切っているチームで、順位を一気に上げました。
特に直近2試合ではシュート成功率が20%を超えており、決定機を大迫選手とエリキ選手がしっかりと決め切って勝利に導いています。
そして得点パターンが他にはない特徴を持っています。
ショートパスからの得点が多いという珍しいチームです。しっかりと狙いをもって決め切っているチームですね。
エリアにも大外レーンから入ることはあまりなく、ハーフレーンからのナナメのパスでゴールを狙ってきます。
ハーフウェーラインを超えてボールを保持して、動かしながら穴をねらっていく攻撃スタイルです。
そして同時にこのスタイルが、守備に切り替わった時も中央に選手がいますし、高い位置でコンパクトに保てているので、オフサイドを取ったりやインターセプトを可能にしています。
神戸の攻撃ターンを続けて、相手が耐え切れず失点というパターンです。
エスパルスは左サイドの守備が1つのポイントですね。
相手のエリキ選手のサイドですが、エスパルスの守備のウィークポイントでもあります。
前節も立ち上がりから狙われ、個のチカラで上回られて失点です。
神戸はストロングポイントでもありますし、バンバン狙ってくることでしょう。
1週間準備期間があったので、対策をしていることを期待したいですね。
また守備では高い位置からプレスをかけられるシーンは多くなさそうです。
相手の平均ボール保持の位置が非常に高く設定されているので、自陣でブロックを作った際の守備はどうでしょうか?
エリアの角の当たりのマークの受け渡しに難があるので、ここも守備のポイントです。
エスパルスはシュートを枠に飛ばせないことが問題ですね。
いくらいいカタチを作ったとしても、枠に飛ばなければ得点は生まれません。
直近の3敗はすべて無得点です。
そしてチャンスを作れど相手GKがほとんど仕事をしていません。
PKを狙ったプレーをするしかないでしょうか?
鹿島戦では北川選手がウラを取るシーンがありましたが、ラインの位置が中途半端であったことが要因です。
高い位置を取られていたり、しっかりとブロックを作られてしまえば、特長を出すことはできません。
ブエノ選手と乾選手が狭いエリアにパスを刺した後の展開でチャンスをうかがうことになるでしょう。
逆にここを抑えられてしまえば、エスパルスはなすすべがなくなります。
十分通用するチカラがあるので、起点を作り一発に期待しましょう。
名古屋が勝ったことにより降格ラインが1ポイント上がりました。
絶対にここで踏みとどまらなければりません。
前半戦最後のホームゲームですし、ホームのデーゲームもこれで終わりです。
勝利の余韻に長く浸れるチャンスはここしかないので、勝って欲しいですね。
コメント