【まあJレビュー京都戦】エスパルスの進歩も見えたが惜しい結果に──しかし、それも必然だった

レビュー

エスパルスのホーム開幕戦は、終盤に追いつかれてPK戦の末に敗戦でした。


結果だけを見れば悔しい一戦ですが、試合内容を振り返ると「勝ち点2を落とした」という印象が強く残ります。

それだけ、この試合には“勝てるだけの材料”が揃ってたと感じています。


攻撃は明確に進化していた

メンバー変更も奏功し、エスパルスは序盤から主導権を握ります。

クロスからのチャンス創出、セットプレーで相手のギャップを突く形エリア内でのシュート数も多く、昨季にはなかなか見られなかった“ゴール前での厚み”が随所に表れていました。

特に印象的だったのは、

  • ブロック間やセカンドボールを拾っての再構築

  • 右サイドに相手を引きつけてからのスルーパス→クロス

  • アンカーの持ち上がりで数的優位を作る形

決定機を継続的に生み出していた点です。

単発ではなく、「意図された攻撃」が感じられましたし、選手起用も十分な効果を示していました。
この部分は、大きな前進と言っていいでしょう。


決めきれなかった現実

一方で、この試合の総評を一言で表すなら、

「決定機の多さに対して、得点が少なすぎた」

ここに尽きます、シュートのほとんどは決定機でした。

そしてアディショナルタイム、自陣でのミスから相手エースにGKとの1対1を許し同点。
勝ち点3は目前でこぼれ落ちました。

直接的な原因は個人のミスです。
ただ、それだけで片付けてはいけない場面でもあります。


VARの長い中断、そして“試合を終わらせられなかったチーム”

試合後、監督・選手ともに口にしていたのがVARによる長い中断。

「体が冷えた」という声もありましたが、条件は相手も同じ。
結局のところ、試合をクローズできなかったチーム側の未熟さが露呈した、と見るべきでしょう。

終盤のマネジメント
リスク管理
時間帯に応じたプレー選択

このあたりが、まだ整理しきれていないですね。

優勝経験のある監督・コーチ陣が描く完成形と、現場の実装レベルには、まだズレがある。
この試合は、それをはっきり示した一戦だったように思います。


「惜しい」では終わらせてはいけない

悔しい結果です。
ただ同時に、成長の道筋もはっきり見えました。

だからこそ重要なのは、この終盤の失点とPK戦敗退をあいまいに処理をせず、具体的な改善項目に分解できるか。

ここが今後の分岐点になります。

優秀な分析官もいるので、そこは大いに期待したいですね。


結果だけ見れば敗戦。
しかし内容を見れば、確実な前進。

次節もホーム。
この試合で得た“進歩”と“課題”をどう次につなげるか。

そこにエスパルスの姿が表れてくるはずです。

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