エスパルスの神戸戦は選択肢が消えた90分――ブエノ選手不在がチームに与えた3つの連鎖的影響

エスパルス

 

先日の神戸戦は、攻撃でも守備でも精彩を欠き、内容・結果ともに今シーズンワーストと言える試合でした。

インターバル明けにこれほど厳しい内容を見せられるのは、サポーターとしても堪えるものがあります。

北川選手・ブエノ選手の不在が試合に与えた影響は明らかでした。今回はブエノ選手の不在が「ボールホルダー」に与えた影響という観点から、外から見えた3つの点を取り上げてみます。

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不在の影響①ボールキープができないチーム状態

まず浮き彫りになったのは、中盤でボールを落ち着かせる時間が著しく減ったことです。

普段であれば、ブエノ選手が中盤の中央でボールを受けて時間をつくっています。

しかし神戸戦では、その「預けどころ」が失われた状態で神戸のプレスに対応しなければならず、ボールホルダーがプレスを真に受けてGKまで戻すシーンが何度も繰り返されました。

60分を過ぎて神戸がプレー強度を落としてから、ようやく前に運べるようになったこと自体が、その影響がいかに大きかったかを示す証拠とも言えるでしょう。

不在の影響②ボールホルダーが選択肢を失った影響

2つ目は、ボールの出しどころが消えたことで生まれる局面の詰まりです。

立ち上がりからセフン選手がボールをキープした後、預け先を探すシーンが続きました。

同じポジションを務めた小塚選手は相手の間で受けようとしていたため、出しにくかった面もあったかもしれません。一方でブエノ選手は、そのポジションから1〜2m下がった位置で受ける動きをとっています。

セフン選手のシーンはわかりやすい例ですが、他の局面でも同様に選択肢が失われ、後ろへ戻すか大きく蹴り出すかしかない状態が続き、相手のターンが続く展開となりました。

不在の影響③選択肢を失ったことによるプレーの質の低下

3つ目は、選択肢が減ることでボールホルダー自身のプレーの質が下がるという連鎖です。

近くに信頼して預けられる選手がいなければ、ボールホルダーは自分で局面を打開するか、後ろに下げるかの二択になります。

後退ならまだしも、前に運ぼうとなると「狙うプレー」を選ばざるを得ません。選択肢が少ないという心理的プレッシャーに加え、強いプレスにさらされる状況が重なり、力みの見えるプレーが何度も生まれました。

その結果、パスの精度・強さが落ち、パスが通らないシーンが繰り返されました。

逃げでもなく、打開でもない「第三の選択肢」を常に生み出しているのが、ブエノ選手の存在なのだと改めて感じさせられる90分でした。

あくまで外から見た印象なので、どこまで正しいかはわかりませんが…(笑)

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