エスパルスは前節と全く同じメンバーで臨みました。
平岡監督的には前節に手ごたえがあったということでしょうか。
立ち上がりからいてのプレスが速く、慣れるまでは焦ってミスを誘われている選手もいました。
6分に左サイドで唯人が抜け出しましたが、相手が4人で奪いに来ました。
すこし食いつきすぎという意見もあると思いますが、すごい迫力でしたね。
攻撃ではGKがCBの位置でビルドアップに参加する独特のカタチを取ってくるので、相手CBの1人がかなり高い位置を取ってきました。
まずこの選手をどう捕まえるかがポイントでした。
相手のプレスによって蹴らされることが多かったのですが、つながったときはチャンスになりましたね。
山原のクロスから唯人の素晴らしいトラップで決定機を作ったシーンは完璧でした。
このプレーの前に2本続けて、相手陣地で1人飛ばすパスが出たのですが、かなり良いシーンでした。
15分すぎてからはエスパルスはプレスに行くのをやめました。
(指示なのか、行けなくなったのかはわかりませんが)
徐々に相手ペースになり、垣田にシュートを打たれるようになりました。
前半ゼロで抑えられたことが、最終的に勝ち点1につながったと思います。
33分のクロスの対応はひどかったですし、前半のATの守備もかなりひどかったですね。
自陣エリア内の相手に誰もアプローチに行かない場面もありました。
前半は中々セフンを使えなかったのですが、後半の立ち上がりは良いシーンを創れました。
ハイボールだけでなく、グラウンダーのタテパスが出ました。
今後、増やしていくべきプレーだと思います。
60分あたりからクロスも上げられるようになったのですが、そのタイミングでセフンは交代でした。
当初から決めていたのかもしれませんが、もう少し引っ張っても良かったのではないでしょうか?
あの時間帯でセフンを下げるのは、少し疑問に思えましたね。
交代で入ったサンタナですが、コンディションが上がってきました。
前節やルヴァンと比べると動きがかなり良くなっていました。
決定機は決めてほしかったですが、これから期待してよいでしょう。
終盤でお互い交代をしましたが、両チームとも攻撃にパワーが出ませんでした。
鳥栖は選手が変わっても最後まで厳しいプレスをかけ続けていました。
疲れている選手は完全に蹴らされていましたね。
最後の攻撃で神谷が簡単にあきらめたのは何だったのでしょうか?
軽いプレーでピンチを招いていましたし、開幕当初とは別人になっている気がします。
試合を通じて何本も決定機がありましたが、枠に強いシュートを打てないのであれば、勝ち点3を取るのは難しそうですね。
斜めの良いパスがさせるようになっていましたが、あの決定力では勝ち切ることは出来ません。
必死に頑張って勝ち点1では順位を上げることは難しいですね…。
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