【岡山戦トラッキングデータ分析】連戦で走行距離が少なくなるのはわかる、あともう1つ顕著な数字が…

分析

 

岡山戦のトラッキングデータを見ていきましょう

 

まずぱっと見で感じることは総走行距離です。

108.537kmと今季一番少ない数値です。

東京V戦 114.656km
新潟戦 119.982km
広島戦 119.627km

直近2試合と比べて10km以上少ない走行距離となっています。

 

運動量はやはり少なく感じましたが、ここまで少なかったのですね。

連戦の中のアウェーゲームでもあり、ピッチが重たかったことも関係しているでしょう。

とは言え完全に足が止まっていたという時間帯は無かったので、できる限りの中で運動量は担保で来ていたのでしょう。

 

ただ相手を走らせていたという試合でもないので、運動量では上回られた試合と言ってよさそうです。

 

スプリント回数でも試合の内容が現れています。

DF陣のスプリント数が少なくなっています。

やはり低い位置に押し込められた試合であることを表しているでしょう。

ハイラインを取っていれば、裏へのボールの反応でスプリント数は増えます。

 

一方で前線の選手のスプリント数は増えています。

ボールを引き出そうと動いていたことが数値で示されています。

ただそのスプリントで効果的にボールを引き出せたシーンがあるか言うとそれほど多くは無かった印象です。

 

個人的な評価で言うと山原選手のスプリント数が少なかったですね。

エスパルスは左利きと言われているようですが、うまく抑えられていたのでしょう。

あとは変則的なシステムを取ったことで、前が渋滞になっていた現れなのかもしれませんね。

 

データから見て取れるのは苦しい試合の中、勝ち点1を持って帰ってきたと評価するゲームということでしょう。

 

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