悪質なファールが奪ったエスパルス高橋選手の時間
昨シーズンの名古屋戦、高橋裕治選手は相手選手からの悪質なファールにより、前十字靭帯断裂と半月板損傷という重篤な負傷を負いました。
この前十字靭帯断裂はキャリアで2度目。選手生命をも危ぶむ声が上がったのは、決して大げさではありませんでした。
高橋選手がリハビリの様子を発信し続けた、その理由
それでも高橋選手は、沈黙を選びませんでした。
リハビリの日々をSNSなどで丁寧に発信し続けたのは、「後輩が同じ怪我を負ったときの参考にしてほしい」という思いからでした。
辛い時期にあっても、自分の経験を次の誰かへつなごうとするその姿勢は、高橋選手の人間性そのものを表しているように思います。
家族とともに困難に立ち向かう姿は、多くの人の胸を打ちました。ピッチの外でも、高橋選手はエスパルスというクラブにとって大切な存在であり続けていました。
この姿から復帰を望む人が多いことは言うまでもありません
エスパルスの激戦ポジションであるCBに帰還へ
そしてついに、高橋選手がボールを蹴ってトレーニングに合流する日が来ました。
現在はロンド程度の強度であれば問題ないとのコメントがあり、今後はトレーニングのエリアを広げながら、対人トレーニングへと移行していく予定とのことです。
チームに目を向けると、吉田監督就任以降、守備力は劇的に改善されています。
本多選手の加入によってラインコントロールの精度が増し、その影響を受けた住吉選手もプレーの安定感を高めています。
外国籍選手2選手も加わったエスパルスのCBの層は、リーグ屈指と言っても過言ではない状況です。
高橋選手はその激戦区に割って入っていかなければなりません。ポジション争いは容易ではありませんが、吉田監督はベテランの経験値を重宝する指揮官でもあります。
今シーズン中、もう一度ピッチに立つ高橋選手の姿を見たい。その思いは、きっとサポーターみんなが共有しているはずです。


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