【まあJデータ分析】エスパルスがある数値でリーグ2位を示す――チームの変容の証拠を示すと同時に課題も浮き彫りに

分析

 

エスパルスはあるデータでG大阪に次ぐリーグ2位を記録

2026シーズンのある数字に目が奪われました。

1位 G大阪 476回

2位 清水 461回

3位 広島 451回

この数値は何の数値でしょうか?

この数値はこぼれ球奪取数です。

今シーズンのエスパルスを見ていると、ハーフウェーライン付近から相手陣地に入ったあたりでボールをよく拾えている印象があります。その体感的な印象を、この数字がまさに裏付けているといってよいでしょう。

1試合平均では41.9回となっており、リーグワーストの横浜F・マリノスの27回と比較すると、その差は約15回にも上ります。

ちなみに昨シーズンの1試合あたりのこぼれ球奪取数は33.1回でした。

今シーズンは41.9回ですから、1試合あたり約9回近くも増加しており、チームの戦術的な構造が大きく変化していることを如実に示しているといえます。


攻撃回数リーグ1位、しかし被攻撃回数はリーグワースト

Football Labには「攻撃回数」という指標がありますが、こちらでもエスパルスはリーグ1位を記録しています。こぼれ球を奪取して攻撃に移れていることを、2つのデータが同時に示しています。

しかし、ここに大きな課題が潜んでいます。

被攻撃回数がリーグワーストの20位なのです。

この数字が示しているのは、攻撃が最後まで結実しきれていないこと、そして一度相手に押し込まれるとなかなか押し返せないことを示しています。

こぼれ球を拾い、攻撃の機会は十分に生み出せている。それでも得点に結びつかない局面では、そのままボールを失い、相手に攻撃機会を与えてしまうというサイクルが見えてきます。


まとめ:GW連戦、ホームの優位を活かせるか

こぼれ球を拾い続け、攻撃をしっかりやりきることができれば、得点数は自然と増えてくるはずです。後半戦でこの部分が改善されてくれば、現在の順位からさらに上の成績も現実味を帯びてきます。

GWの連戦は気温も上昇してきます。ボールを持って攻め続ける時間が長いチームが、フィジカル面でより優位に立てる展開になってくるでしょう。

5連戦のうち4試合をホームで戦えるアドバンテージを最大限に活かし、勝ち点を積み上げてほしいところです。

 

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