【まあJレビューC大阪戦】崩しの形は見えたが足りないフィニッシュ精度――ギリギリで積み上げたGWホーム初勝利

レビュー

 

GW連戦の最終盤、ホームでのセレッソ大阪戦はPK戦にまでもつれ込みましたが、キッカー全員が決め切り勝ち点2を獲得しました。GW期間中のホームゲームで初めて勝利を手にした一戦を振り返ります。

エスパルスは立ち上がりからリズムをつくるもサイドでの課題

試合開始直後、ブエノ選手がタイミングよく宇野選手へパスを送り、そこからミドルシュートの流れを作ります。惜しくも得点には至りませんでしたが、開始直後から前向きな形を作れたことは好材料でした。

その後10分過ぎまではセカンドボールを継続して回収できており、エスパルスがゲームをコントロールできていました。

ただし、サイドにボールが入った際のミスが目立ち、ロストが続いたことで相手陣地への圧力は限定的なものに留まりました。連戦の影響もあるでしょうが、現状のスカッドにおけるサイドの選手のクオリティは、構造的な課題として認識しておく必要があるでしょう。

エスパルスの守備、くさびへの対応と17分の失点

10分を過ぎると、相手CFへのくさびのボールが入りやすい状況が続くようになります。住吉選手とブルネッティ選手がウラを警戒するあまりアプローチに出られず、起点をつくられる場面が増えました。

その流れのなかで17分、コーナーキックから失点を喫します。ファールやハンドの物議もありますが、梅田選手にとっては止めなければならないシーンでは無いでしょうか。

吉田選手もブロックするならゴールの中ではなく、エンドライン上に立つべきですね。

エスパルス前半の再呼応の決定機は27分に

27分には見応えのある攻撃を見せます。

セフン選手が2人のDFを背負いながら強引に突破し、中に入った中原選手がフリーでシュートを放ちますが、キーパー正面。こぼれ球も枠に飛ばせませんでした。構造的な崩しとしては完成度の高いシーンでしたが、フィニッシュの精度が課題として残ります。

4バックに戻しインサイドハーフが宇野選手と嶋本選手をと固まってきたのは良いのですが、両ウイングがこの試合も有効に機能したとは言い難い状況でした。

35分以降の押し込みと前半の総括

失点後、相手が若干ラインを下げたことを活かし、35分にはブルネッティ選手と住吉選手が30メートルライン付近まで押し上げる場面が見られました。

CBを含めた高いポジショニングで押し込めていたのは、かなり機能していました。ブルネッティ選手が持ち上がりフリーキックを獲得するなど、得点への期待感もありました。

後半――エスパルスは惜しい場面を連続して演出

後半立ち上がりには右サイド深くへの侵入から嶋本選手がボレーシュートを放ちますがブロックされます。

後半13分には途中出場のカピシャーバ選手のクロスに3~4枚が飛び込む場面も作りましたが、得点には至りませんでした。フリーでクロスをあげられていましたし、中にも人数をかけられるシーンを作りました。

そしてセットプレーでもファーサイドを活用した惜しい場面を作り続けましたが、決定的な場面をものにする力がまだ足りないという印象でした。

ブエノ選手と嶋本選手の存在感

連戦の疲弊が相手にも出てきた時間帯に入ると、ブエノ選手が相手ラインの間を通すワイドのパスを供給するなど、試合を動かす場面が増えました。また、嶋本選手も前向きのプレーが増え、らが局面を打開しようとする意識が見え始めた点は今後につながるものがあります。

エスパルスのPKシーンと終盤の惜しい場面

アフメドフ選手が獲得したPKは、足の裏での処理が判断に影響したと思われる場面でした。タイミングとしては微妙な判定でしたが、印象が良くなかったのかもしれませんね。

アディショナルタイムにもブルネッティ選手が連戦の中かなり踏ん張ってクロスまでつなげたシーンがありましたが、中に入った選手が空振りで得点できませんでした。

あそこで決め切れていればPK判定の是非も話題にならなかったでしょう。この試合のフィニッシュ精度が結果につながったといえますし、喫緊の課題です。

C大阪戦総括

PK戦はキッカー全員が淡々と決め切り、駆け引きに頼らない精度の高さを見せました。これはチームとしての準備の成果といえます。

内容的には課題も残る試合でしたが、GW最終日のホームゲームで勝ち点2を確保できたことには意味があるでしょう。けが人や編成の課題はありますが次のゲームに向けて、少しでもコンディションを整えて臨んでほしいところです。

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