エスパルスの最終順位は5位~7位、通常換算では残留争いのペースでも最終節に意味を持たせるために

分析

 

百年構想リーグ(ウエスト)も残すところあと1試合となりました。

清水エスパルスの現在の成績を整理しておきましょう。ここまでの17試合で90分勝ちが4、PK勝ちが4、PK負けが4、90分負けが5。勝ち点は24でウエスト7位となっています。


エスパルスの最終順位は「5位〜7位」で確定

残り1節の時点で、エスパルスの最終順位はほぼ絞り込まれています。

上を見ると、4位の広島とは勝ち点で3差。ただし得失点差が大きく離れているため、逆転できる圏内にあるのは最大でも5位までと考えるべきでしょう。

下を見ると、8位・9位のチームとも勝ち点3差ですが、こちらも得失点差の開きが大きく、7位を下回る可能性はほぼない状況です。

つまり、エスパルスの最終順位は5位・6位・7位のいずれかで確定と言って良いでしょう。


ガンバ大阪戦に自力での6位浮上がかかる

最終節の相手はガンバ大阪。現在6位のガンバとは直接対決となるため、スパルスが勝利すれば順位が入れ替わるという構図です。自力での6位浮上を狙える位置にいる、という点だけは明確にポジティブな事実です。


通常換算では「エスパルスは残留争いのペース」

百年構想リーグのレギュレーションを離れ、通常の勝ち点換算で見ると状況は少し異なります。

PK勝ちとPK負けをともに「引き分け」として換算すれば、4勝8分5敗で勝ち点20。17試合でのこの数字は、完全に残留争いのペースと言わざるを得ません。

さらに踏み込むと、4勝の中身も注目に値します。90分勝ちを収めた4試合のうち2試合は相手が10人になった状況でのものです。残る2試合も、ゴールキーパーへのプレスから得点が生まれた、かなり特殊な状況での勝利に限られます。

このようなシチュエーションが短期間でこれだけ重なること自体、通常では考えにくいことです。裏を返せば、エスパルスはそういった特殊な状況が重ならなければ90分勝ちを収めていない、というのが現実です。


エスパルスに最終節で求められるもの

最終節のガンバ戦で目指してほしいのは、単なる順位の入れ替えだけではありません。

90分での勝利を収め、得失点差をプラスで終えること――これをひとつの目標として掲げてほしいと思います。得失点差がプラスであるということは、対戦相手よりも内容で上回れている試合が多かったという証明でもあります。それはシーズン全体を通じた成果と呼べるものになるはずです。

今季の百年構想リーグを締めくくるにあたって、エスパルスにとって意味のある1勝を期待したいですね。

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