町田戦のプレビュー記事で「これまでの戦績を見れば、相当に厳しい戦いになることは容易に予想できます。」と書きましたが、結果は想像をはるかに超えるものとなりました。
ホーム・アイスタで迎えた明治安田J1リーグ第11節、エスパルスはFC町田ゼルビアに0-5で敗れました。
試合前までは、まさか0-5になるとは思っていませんでした。
ただ、後半開始直後の失点の時点で大量失点は確実だと想定できましたし、むしろよく5失点で収まったというのが正直な印象です。
立ち上がりは完全にエスパルスのペース
立ち上がりは、町田より1日インターバルが多かったエスパルスに勢いがありました。
相手陣地でパスカットをする。セカンドボールを拾う。デュエルで勝つ。
ホームゲームということもあり、立ち上がりは完全にエスパルスのペースでした。
とはいえ、アタッキングサードまでは行くものの、そのラインを越えることはできていません。
徐々に競り合いの場面でファウルになるシーンが増えてきたので、相手ペースにならなければ良いがと思っていましたが、残念ながらその予感は的中することになります。
一本のミドルシュートで先制を許す
35分、自陣でファウルを取られた流れから、一本のミドルシュートをゴールに突き刺され、簡単に失点を喫します。
上位チームとの差を大きく感じる得点シーンではないでしょうか。
後半開始直後の2失点目で勝負あり
50分の2失点目は、エスパルスのハイラインの弱点を簡単に突かれ、二人の選手に翻弄されて決められました。
完全に個のスキルの差を見せつけられたシーンです。
エスパルスはやられた側とはいえ、相手の小川選手のプレーレベルの高さは素晴らしかったと思います。
そして完全に集中が切れた状態で、62分にはスローインからゴールキーパーと一対一を作られるという醜態を晒し、3失点目。
失点に絡んでいた松崎選手が63分に2枚目のイエローカードで退場となり、エスパルスは何もできなくなりました。
その後も77分、82分と失点を重ね、最後には須貝選手と弓場選手を下げて次節に備えることだけとなり、試合は終わりました。
カップ戦で見るようなカテゴリーの差
立ち上がりだけ勢いよく入り、そこをかわされ、相手に押し返され、きっちりと負ける。
カテゴリーの違うチーム同士のカップ戦でよく見られる試合ですが、まさにそんな内容でした。
もっと言えば、その展開でもせいぜい2点差ぐらいのものです。それなのにエスパルスは、上位チームに対してここまで差をつけられるチームだということを露呈してしまいました。
今シーズン、上位チームには全く歯が立っていませんでした。本当に優勝争いをするレベルの相手には、ここまでの差をつけられてしまうということでしょう。
この5失点は今季最多失点で、点差も今季最大の敗戦となりました。
これまでの試合でも失点しそうなシーンはたくさんありましたが、相手の決定力などに助けられていたのでしょう。
この試合のように決めきる力を持った選手には、あっさりと失点しました。
5失点に加え、ゴールポストを叩くシーンも複数あったので、本来であればもっと失点していてもおかしくありません。
中二日で再び上位チームとの対戦へ
次節は中二日で、アウェーで上位チームとまた対戦します。
大量失点した後は、チームが締まり、守備が硬くなる傾向があります。しかしエスパルスの歴史を見ると複数失点を繰り返すことが多いので、さらに厳しい試合になるのかもしれません。
正直、試合内容や結果を振り返る価値はないと言ってもおかしくない試合だったと思います。


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