2026シーズンの清水エスパルスは、外国籍選手たちが攻守両面にわたってチームを支える構図が続いています。
ここでは現状の外国籍選手のパフォーマンスを整理しつつ、復帰間近のマテウス・ブルネッティ選手が外国籍枠の競争に与える影響を考えていきます。
外国籍選手のパフォーマンス概況
序盤戦を振り返ると、外国籍選手の安定感が際立っています。
マテウス・ブエノ選手は全試合フル出場を記録しており、中盤においてチームの軸として機能しています。
カピシャーバ選手はここまで1ゴール1アシストと結果を残しており、前線での存在感を示しています。
オ・セフン選手は戦術の柱として出場した試合はすべてフル出場と、吉田監督から厚い信頼を得ていることが数字に表れています。
一方、負傷から復帰したスンウク選手は右サイドバックからセンターバックへの試合中のポジション変更にも対応するなど、そのユーティリティ性がチームにとっての強みになっています。
ステファンス選手は今シーズンここまで14分間の出場にとどまっていますが、その限られた時間の中で得点に絡むプレーを見せており、起用機会が増えた際の可能性を感じさせます。
ブルネッティ選手の復帰が変える外国籍枠の計算
そうした状況の中、注目されるのがマテウス・ブルネッティ選手の復帰です。
すでにチームの練習に合流しており、出場機会をうかがうところまで回復が進んでいると見られます。
ブルネッティ選手の最大の特徴は左利きであることです。
左センターバックおよび左サイドバックをこなせる選手は貴重であり、「Jリーグ最強DF」とまでは言えないにしても、左足でビルドアップに関われるディフェンダーはチームの選択肢を確実に広げます。
前節は本多選手が負傷交代を余儀なくされており、同じ左サイドをカバーできる選手の復帰はタイミングとしても意味を持ちます。
3人で2枠を争う外国籍DF・MFの競争
外国籍枠の観点から整理すると、ブエノ選手・セフン選手・カピシャーバ選手の3名はコンディションに問題がない限りレギュラーが固定されると見るのが妥当です。
残る外国籍枠をめぐっては、スンウク選手・ステファンス選手・ブルネッティ選手の3人が2つの枠を争う構図となりそうです。
守備ラインに外国籍DF2枚を同時起用するシナリオは現実的ではないとすれば、右サイドを主戦場とするスンウク選手か、左サイドに強みを持つブルネッティ選手かという選択に絞られてくるでしょうか。
最終的な判断を左右するのは、日本人選手のコンディションですね。
左サイドの日本人選手が万全であればスンウク選手の起用に傾く可能性があり、逆に本多選手の離脱が長引くようであればブルネッティ選手の投入が優先されるかもしれません。
選べる状況が理想だが、課題も残る
選手を選択できるだけの戦力が整いつつあるのは本来喜ばしいことです。
しかし、その豊富な選択肢が「怪我人の穴埋め」という文脈が生まれているのも、エスパルスが向き合わなければならない現実です。
コンディション管理の問題は今シーズンも引き続きチームの課題として残っており、連戦に向けてこの傾向がどう変化するかにも注目が必要です。


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