吉田監督続投——結果は伴わなかったが、課題は明確になった
百年構想リーグのシーズンが終了した翌日、クラブから吉田監督の続投が発表されました。
最終順位は14位。2025シーズンも同じく14位だったことを考えると、レギュレーションは異なるとはいえ、順位という数字は変わりませんでした。「14位ではダメだ」という評価から体制を大きく変えたにもかかわらず、結果は伴わなかった——そう評価せざるを得ない1年でした。
シーズンを通じて脆くなっていったエスパルスの守備
残念だったのは、試合を重ねることで強くなっていくのではなく、むしろ脆くなっていったという点です。
失点率を1.0以下に抑えることへの期待はありましたが、結果的には20試合で25失点。終盤戦では10試合連続失点を喫し、クリーンシートはわずか3試合にとどまりました。しかも失点のパターンが同じような形に繰り返されてしまい、修正しきれなかった印象が残ります。
最後まで解消できなかったエスパルスの攻撃課題
守備以上に深刻なのが攻撃面です。
最後まで「セフン選手に当ててから詰まる」という状況が解消できませんでした。あそこまで空中戦で勝てていたのに生かし切れていないという評価が妥当でしょう。
主力選手の怪我による離脱という要因もあったかもしれませんが、大きな課題を残しているのは明らかです。
また、セットプレーからの得点がゼロというのも、キッカーの不在や設計の問題として看過できません。ここはオフシーズンに最も手を入れやすい部分でもあるだけに、徹底的に練り直してほしいところです。
想定外が重なった事情も
吉田監督体制で加入した選手のうち、フル稼働できたのはセフン選手のみでした。
ラインコントロールを担える選手が不足し、本多選手をCBで使い続けなければならなかったことも、当初の想定外だったのかもしれません。狙った選手が獲得できなかった影響を埋めきれなかった結果です。
来季へ期待できるスカッドは実現できるか?
それでも、続投という決断には一定の意味があると感じています。
吉田監督はシーズン中から「課題は明確になっている」と繰り返し語ってきました。おそらく1ミリも満足していないと思います。
来季に向けた準備はすでに始まっているはずです。既に獲得情報が出ている選手もいますが、吉田監督のリクエストにできる限り応える形でスカッドを整えてほしい。そうすれば、同じ14位という数字を繰り返すことにはならないはずです。


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