30年を迎えたJリーグに大きな変化があるようです。
『Ｊリーグクラブ名称に企業名「解禁」 海外企業も参入の可能性』
リーグ理念に地域密着を掲げ、企業色を消す方針でJリーグは運営されてきました。
その方針が30年を機に転換されるようです。
サッカーコンテンツで最も強いのは日本代表です。
しかしJリーグの選手が選ばれることは少なく、ほとんどが海外でプレーをする選手となりました。
代表の視点で考えれば、非常に喜ばしいことですが、Jリーグチームとしては新規層の認知などの効果が得にくくなっています。
現状ではユニフォームや看板の企業名が入っているにもかかわらず、チーム名には入れられていません。
現実とルールが乖離しているといっても良いのかもしれませんね。
「企業名」＋「地域」＋「チーム名」という組み合わせになると、非常に長い名前になりそうです。
エスパルスはどうなるでしょうか？
現状では「鈴与清水エスパルス」でしょうか。
企業色が強くなればなるほど、J2でも多くの動員を果たしたエスパルスは、地域に根付かせたチームという点では評価される存在かもしれないですね。
ただ懸念は海外参入を許可したときに、成長している地域の有力企業が冠となった際、サポーターは受け入れられるのでしょうか？
（例えば聞いたことがないアジア企業がチーム名になった時などです。）
今の市場で言えば国内企業よりも、そっちの市場のほうが広告効果の期待は大きそうです。
そうなった場合、特にJリーグの主要客層の年齢層が受け入れられないような気がします。
30年経ち、秋春制の移行など、リーグも大きな変化をするタイミングのようです。
チームそれぞれの特色や立ち位置も明確にする時なのかもしれません。
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