「開幕7試合で5勝したい」という言葉をトレーニング初日に出ていました。
スタートダッシュが重要という点を強調したかったという意図から出た言葉だと思います。
昨シーズンは7試合で5分2敗でした。
結果的には最後まで最初の躓きが昇格の壁となりました。
エスパルスはJ2経験が3シーズン目になります。
過去2回はいずれもスタートダッシュに失敗しています。
3度目の正直となるでしょうか？
ちなみに開幕7試合のカードです。
（ ）内は昨シーズンの順位です。
A熊本（14位）
H愛媛（J3 1位）
A長崎（7位）
H大分（9位）
A千葉（6位）
H秋田（13位）
A山形（5位）
上位3チームが抜けたので、実質の上位チームとの対戦が続きます。
昇格のライバルと言ってよいでしょう。
また、2桁順位のチームも昨シーズンは完敗したチームです。
上記カードの昨シーズン対戦成績は4勝4分4敗です。
秋葉監督になって6敗していますが、そのうちの4敗がこの中にあります。
さらにJ3から上がってきたチームは、相手チームがスカウティングできず、序盤戦は勝ち点を積み上げるケースが多く見られます。
もちろんエスパルスは昨シーズン4位ですし、チカラは少しだけ上かもしれません。
しかし厳しい開幕からの7試合となりそうです。
ミッドウィークの試合もありますし、連戦となる厳しい日程です。
相手はエスパルス戦をピークに持ってくる可能性もあるので、より厳しくなるでしょう。
昨シーズンの成績だけを見ると5勝する確率は低く見積もる必要があります。
重要なことは「勝つ」ということです。
そのためには得点をあげなければなりません。
昨シーズン、POの2試合で得点はPKの1得点のみです。
チーム上位のスコアラーが抜け、補強もできませんでした。
残り1か月で攻撃力をどこまで高められるかがカギとなりそうです。
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