今シーズンのJ1リーグは真っ二つ、9位と10位を隔てる勝ち点5の壁とエスパルスの現在地

エスパルス

 

J1リーグは13節を消化し、リーグ戦の3分の1を終えました。ここからは中盤戦に入ります。

シーズン移行に伴い、真夏の開幕という初めての経験となった今シーズン。開幕直後は、チームごとのコンディションの差がかなり大きかった印象です。

その中でも、実績のあるチームはしっかりと結果を残してきました。地力の差が最初から表れたシーズンだったと言えそうです。

序盤戦を終え、順位表にもその差がはっきりと表れています。

9位と10位の間にある勝ち点5の壁

今の順位表を見ると、20チームは大きく2つのグループに分かれています。

境目は9位と10位の間です。9位の浦和は勝ち点21、10位の岡山は勝ち点16。1つ順位が違うだけで、勝ち点5の差がついています。

序盤戦で、隣り合う順位の間にこれだけの差が開くシーズンはそうそうありません。

首位が独走するシーズンや、最下位が大きく取り残されるシーズンはこれまでにもありました。ただ、上位と下位がここまできれいに分かれるケースは珍しいと思います。

得失点差が示す上位と下位の境界線

もう1つの特徴は得失点差です。

9位の浦和以下は、全チームの得失点差がマイナスです。マイナス幅が最も小さいのは長崎ですが、それでも-5あります。

一方、上位8チームは得失点差が最も小さいチームでも+5(川崎F)です。勝ち点だけでなく得失点差でも、上位と下位の差がはっきり浮き彫りになっています。

例外は浦和です。7勝0分6敗で勝ち点は21と上位グループにいますが、得失点差は-6で下位グループと同じ水準です。

この浦和を除けば、上位と下位は勝ち点でも得失点差でもはっきり分かれています。

やはりここまで顕著な差が出るシーズンも珍しいですね。

そしてエスパルスの現在地

では、エスパルスはどこにいるのでしょうか。

順位は13位、成績は4勝2分7敗の勝ち点14です。11位の名古屋、12位のC大阪と同じ勝ち点で、得失点差の差で13位になっています。

順位だけを見ると中位にいるように見えます。しかし中身は違います。

総得点10はリーグ最少です。攻撃に関するスタッツが軒並み下位であることは、これまでの記事でも触れてきました。

得失点差-12は、-13の水戸に次ぐリーグ19番目です。この数字は完全に降格圏のチームの水準です。

そして、18位の千葉との勝ち点差はわずか4です。上位と下位を分ける9位と10位の差(5)よりも小さなアドバンテージしか残っていません。

次の勝ち点はいつ獲れるのか

直近5試合は1勝1分3敗で、現在3連敗中です。

次節は11月7日、ホームのIAIスタジアム日本平に東京ヴェルディを迎えます。東京Vは現在17位で勝ち点11ですが、直近は2連勝と調子を上げています。

もしこの試合を落とせば、勝ち点で東京Vに並ばれます。降格圏との差もさらに縮まりかねない、まさに直接対決です。

順位表の数字だけを見て安心できる状況ではありません。中盤戦の入り口で、エスパルスは早くも正念場を迎えています。

次に勝ち点を獲得できるのはいつになるのでしょうか。

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