開幕3連勝を狙ったエスパルスですがまさかの大敗です。
原の怪我の影響でDFラインを2枚変更となりました。
北爪とジェラの組み合わせでトレーニングをしていなかったのか、CBに高橋を起用しました。
立ち上がりは影響は感じられず、むしろビルドアップの際にボランチ2枚が右サイドを気遣うシーンも多く、上手くボールを動かせていました。
そして立ち上がりから相手陣地に押し込むことができ、良い試合の入りができました。
シィ日でもブロックの立ち位置が良く、選手交代の影響は全く感じない立ち上がりでした。
15分過ぎの時間帯でも前からのプレスがかなり効いていたので、相手がかなり嫌がっているように見受けられました。
しかしラインの裏へのボールの処理を山原が誤り、GKと連携が上手く行かずに無人のゴールに決められました。
そしてまた裏を一発で狙われて立て続けに失点をしました。
この場面がかなり気になりました。
高橋が裏を取られた後に追うのを少し緩めました。
その結果、こぼれ球への反応が遅れクリアしきれずに決められました。
もしかしたら前にこぼれたボールを処理することを意図したのかもしれませんが、ハイラインの守備であのプレーをしてしまうとなると、高橋では厳しいのかもしれません。
2失点後、全体的に選手の動き直しが減った印象もあり、押し返せずに前半終了です。
後半は立ち上がりにカウンターの機会がありましたが決め切れませんでした。
3人が良く飛び出し、乾のパスも完ぺきだっただけに決めてほしいシーンです。
その後エスパルスの唯一の得点が生まれます。
5人の選手が動き続けたため、乾が狙ってシュートできる時間を作りました。
乾も見事に決め切って反撃ののろしとなるかと思いましたがここまででした。
直後の相手のシュートを権田が止めて試合を終わらずに済んだと思うもつかの間、セットプレーから決められ勝ち目がなくなりましたね。
このゴールは相手を褒めるしかないですね。
エスパルスも2本ほどエリア内でフリーでヘディングをする場面もありましたが、力なく相手GKの手の中でしたので、個のシュートスキルの差と言うしかありません。
交代のカードを切ってシステムもかなり崩して得点を狙いましたが、実ることはありませんでした。
完敗という結果すぎて、逆に切り替えができるかもしれません。
局面では期待できる場面もかなりあったので、その数をどんどん増やしていくことですね。
次のホームで勝ちきれば、今日の敗戦も取り返せるでしょう。
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