【まあJ レビュー栃木戦】エスパルスがようやくつかんだJ1昇格!!苦しみながらつかんだ勝利

レビュー

 

エスパルスがJ1昇格を決めました!!!!!

ようやくといってよいでしょうか。

昨シーズンのあと1点から、今シーズンのあと1勝の足踏みがありましたが、栃木に勝利し来季のJ1で戦う権利を手にしました。

 

エスパルスは驚くようなメンバー構成でした。

権田がベンチ外、DFの控えがゼロ、北川がベンチスタートでした。

 

試合は降格決定がかかっている栃木がかなり圧力を強めて試合に入ってきました。

正直、エスパルスは後手に回らざるを得ない展開です。

ピッチが非常に緩く、パスや判断スピードが遅くなっていました。

 

そして立ち上がり、セットプレーからいきなりネットを揺らされました。

しかしこれは相手の選手が沖のブラインドになり、プレーに関与したということで、一旦はゴールの判定となりましたがオフサイドでノーゴールとなりました。

今節、J1の試合がなかったため、審判も経験のある方だったので冷静に判断してもらえました。

 

エスパルスにツキがある試合だったといえるでしょう。

 

しかし試合の展開までは変えることができずに劣勢を強いられました。

特に自陣でのプレーが遅く、非常に危なっかしかったですね。

ジェラが自陣のエリア付近で奪われて、決定機を与えることもありました。

相手のシュート精度に助けられましたが、まともなプレーができていませんでした。

 

ただ20分過ぎから相手の運動量が落ち、少しずつスペースができるようになりました。

しかしそれでもスイッチを入れる場面でことごとくミスとなり、チャンスは生み出せなかったですね。

39分のカルリのヘディングまでチャンスを作ることはできませんでした。

 

後半は陣地が変わった影響もあるのか、ボールを前につけられるようになりました。

そして立て続けにセットプレーを奪う展開を作りました。

 

そんな中、待望の先制点が生まれます!

ニアに合わせたCKを中村がすらして、中で原とジェラがフリーとなり押し込みました!

 

負けたら降格となる栃木が失点後に大きく動きました。

ただバランスが崩れたのでしょうか、エスパルスのボランチが前向きにボールを触れるようになり、相手が全くボールを動かせなくなりました。

この試合はエスパルスもメンバーをあまり引っ張ることはせず、65分で選手交代をし、その5分後にも2枚替えました。

 

70分に投入された北川とタンキが効果的に前線でプレーをしていて、ボールも収まりますし、北川の惜しいボレーシュートもありました。

追加点が取れそうな雰囲気が出てきたので、何とか得点を奪い昇格を確実なものにしてほしい時間帯でした。

 

しかしキャプテン北川の愚行ともいえるプレーで、一発退場となります。

重要な試合で途中出場したキャプテンに許されるプレーではありませんね。

試合を壊しかねない選択でした。

ただ結果論ですが10人なったことで、チームのプレーの方向が1点を守るというベクトルに定まったのはプラスに働いた気もします。

 

それにしても栃木が降格が定められていた試合なのかと思いました。

立ち上がりのゴール取り消しと、終盤の沖とジェラとの接触で生まれた大チャンスも原に阻まれました。

 

全てのエスパルスサポーターが時計の進みを祈る時間となりました。

ATが8分とかなり長かったのですが、栃木をゴール前まで寄せ付けず試合終了の笛をききました。

 

3年ぶりのJ1での戦いが決まった瞬間を迎えました!!

 

アウェーの栃木までチームスタッフ全員で駆けつけて、昇格を祝いました。

試合終了の瞬間が嬉しい気持ちももちろんですが、ホッとした気持ちのほうが大きかったかもしれません。

 

選手スタッフたちが良くやってくれました。

皆さん、昇格おめでとうございます!!

あとはJ2優勝を目指して2試合勝利しましょう

 

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