エスパルスの選手の言葉から感じるキャンプの充実度、守備意識の共有が導く来シーズンの戦い方

エスパルス

 

オーストリアキャンプ最終日、カールスルーエとの一戦へ

清水エスパルスが実施しているオーストリア・ゼーフェルトでの海外キャンプも、いよいよ終盤を迎えました。本日はドイツ2部のカールスルーエと対戦し、これをもってキャンプが打ち上げとなります。

ここまでのキャンプでは、監督・選手ともに手ごたえを感じているというコメントが出されており、順調に調整が進んでいる様子がうかがえます。

戦術ボードを使った意図の共有

7日目のトレーニングでは、体を動かす前にしっかりと戦術ボードを使い、その日のトレーニングの意図を理解した上で練習に取り組んだというレポートがありました。さらに、キャンプ最終日の練習試合を想定した戦術理解を深めるメニューも組まれていたようです。

こうした「なぜこの練習をするのか」を選手に落とし込んでから体を動かすプロセスは、チームとしての共通理解を築く上で欠かせないものだと言えるでしょう。

エスパルスのトランジション強化の狙い

特にキャンプ終盤では、トランジションを重視したトレーニングが行われている模様です。

百年構想リーグの終盤戦を振り返ると、ボールを失った際にスイッチが入らず、ずるずるとラインが下がって相手のターンが続いてしまう試合が多く見られました。前線には新加入選手が主力を務める可能性が高いだけに、攻守の切り替えを素早く、そしてチーム全体で統一させることは、このキャンプにおける重要なテーマの一つなのではないでしょうか。

木下選手のコメントに見る充実度

そんな中、印象的だったのが木下選手のコメントです。始動から2週間が経ち、チームへの適応が進んでいるかという質問に対し、「もう2〜3ヶ月くらいやっている感覚です。それだけ濃い時間を過ごせています。」と語っていました。

このコメントからは、非常に内容の濃い、充実した時間を過ごせていることが伝わってきます。

守備意識の共有

他の選手たちも、口を揃えて「守備」に関する言葉を発しているのが印象的です。攻撃力が課題とされるチームではありますが、まずは正しい位置で守備をして相手の攻撃を防ぎ、そこからトランジションを早くして一気に相手ゴールに迫るという基本戦術に変わりはないようです。

キャンプで積み上げてきたトレーニングの成果が、最終日の練習試合でどのように発揮されるか、注目したいところです。

 

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