11試合13得点——攻撃力は確かに上向いている
清水エスパルスは、ここまで11試合で13得点を記録しています。
これはWest4位タイの数値で、1試合平均1.18得点。数字としては決して突出した水準ではありませんが、重要な文脈があります。
開幕5試合では4得点しか奪えていなかったことを踏まえると、シーズン中盤にかけて攻撃力が着実に向上してきていることは確かです。
得点・アシストの分布:集中と偏りの構造
得点内訳を見ると、オセフン選手の6得点がチームの柱となっています。
ゴール数
- オセフン選手 6
- 北川選手 2
- 吉田選手 1
- 北爪選手 1
- 嶋本選手 1
- カピシャーバ選手 1
- OG 1
アシスト数
- 宇野選手 2
- 北爪選手 1
- 井上選手 1
- カピシャーバ選手 1
- オセフン選手 1
スコアラーは6選手を数えますが、複数得点を記録しているのはオセフン選手と、負傷離脱中の北川選手のみです。アシストも宇野選手の2がチームトップで、複数アシストを記録した選手は他にいません。
この偏りの背景のひとつとして、セットプレーからの得点が取れていないことが挙げられます。
セットプレーはアシスト数を積み上げやすい局面であるだけに、ここが数字に表れていないのは見逃せない点です。
シュート数は18位——しかし「10本以上」で無敗という事実
シュート関連の指標を見ると、1試合平均シュート数・平均枠内シュート数ともにエスパルスは18位と、リーグの中でも低い水準にあります。
ただし、ここに興味深い傾向があります。シュートを10本以上放った試合の戦績は3勝3分、無敗です。通常レギュレーション換算であれば6試合で勝ち点12に相当し、優勝争いが十分に視野に入る勝ち点率です。
つまり、チャンスを多く作れた試合では結果がついてきている——裏返せば、シュート数を増やすことが、そのまま順位上昇に直結する可能性を示している数字でもあります。
エスパルスにはここから2週間のインターバルがあります。攻撃面の上積みに充てられる貴重な時間として、この期間の活用に期待したいところです。


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