J1リーグでは一般的な目安として、試合数×2ポイントが優勝争いのライン、試合数×1ポイントが残留ラインの目安と言われています。
現在6試合を終えて、エスパルスの勝ち点は4。残留ラインの目安となる6ポイントを下回っている状況です。
ちなみに現時点で6ポイント以下のチームは、13位のG大阪から20位の千葉まで8チーム。この記事では、この8チームが「どの順位のチームと対戦して勝ち点を落としているか」を分析していきます。
下位8チームの対戦相手を分析
勝ち点を積み上げられていないという結果は同じでも、どのレベルの相手と対戦してきたかによって、今後の見通しは大きく変わってきます。
TOP5(1位〜5位)との対戦が多かったチームは、今後は中位〜下位チームとの対戦が増える分、勝ち点を積み上げられる可能性が高まります。
反対に、中位・下位チームとの対戦で苦戦してきたチームは、今後上位チームとの対戦が控えており、さらに厳しい戦いを強いられることになります。
8チームの対戦相手を「1位〜5位」「6位〜10位」「それ以外(下位グループ)」の3つに分けて見ていきましょう。
| 順位 | チーム | 1位-5位 | 6-10位 | 11位以下 |
|---|---|---|---|---|
| 13位 | G大阪 | 1 | 0 | 5 |
| 14位 | 名古屋 | 3 | 1 | 2 |
| 15位 | 京都 | 0 | 3 | 3 |
| 16位 | 福岡 | 2 | 1 | 3 |
| 17位 | 清水 | 1 | 4 | 1 |
| 18位 | 長崎 | 2 | 2 | 2 |
| 19位 | 東京V | 3 | 3 | 0 |
| 20位 | 千葉 | 2 | 3 | 1 |
TOP5との対戦が多いチーム、少ないチーム
下位8チームの中で見ると、19位の東京Vが強敵との対戦が突出して多くなっています。TOP5のうち3チームと対戦しており、残りの3試合もすべて6位〜10位という上位チームとの対戦です。下位グループとの対戦が一つもないので、この順位に沈んでいるのもある種妥当と言えるのかもしれません。
14位名古屋もTOP5との対戦が3試合あり、決して楽な日程ではありませんでした。
一方で対照的なのが13位G大阪です。6試合中5試合が下位グループとの対戦でありながら、勝ち点を積み上げられていません。15位京都もTOP5との対戦がゼロという状況で、それでも上位に食い込めていない点は、対戦相手のせいにできない結果とも言えます。
エスパルスの対戦相手の内訳
エスパルスもTOP5との対戦は1試合のみですが、それ以外の対戦相手を見ると、名古屋を除けばすべて上位に位置するチームでした。その名古屋には勝利しています。
つまり、対戦相手のレベルという観点では、エスパルスは決して「弱い相手ばかりと当たって勝ち点を落とした」わけではないということです。
ここから下位チームとの対戦が続くことになるため、ここでどれだけ勝ち点を取り返せるかが今後を大きく左右します。
中断期までの2試合にかかる重要性
まずは中断期までの2試合、ここで連勝できれば8試合で10ポイントとなり、「残留」という意識したくないワードから一旦離れることができます。
ただし対戦相手も同様に勝ち点3を狙うべき立場の試合であり、決して楽な2試合ではありません。だからこそ、シーズン全体を左右しかねない本当に大切な2試合と言えるでしょう。
対戦相手のレベルを踏まえると、エスパルスの現在地は「厳しい日程の中で耐えている」と見ることもできます。だからこそ、ここから続く下位チームとの対戦をどう勝ち点に変えていけるかが、今シーズンの行方を大きく左右します。
まずは目の前の2試合。ここでの結果がシーズンの展望を大きく変えることになりそうです。


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