エスパルスの開幕4日前という、まさかのタイミングで移籍リリースが発表されました。
北爪健吾選手が、松本山雅FCへ期限付き移籍することが決定しました。移籍期間は2026年8月5日から2027年6月30日までとなります。
正直なところ、このタイミングでの移籍リリースがあるとは思っていませんでした。そしてベテランに差し掛かる選手が期限付き移籍というかたちを選んだことにも、少し驚きを覚えています。
北爪選手の序列低下の背景にあるもの
北爪選手はトレーニングマッチにおいて、本職の右サイドバックではなく右ウイングでの起用が続いていました。
右サイドバックには、リーグでも屈指の実力を持つ須貝選手を獲得しています。それに加え、吉田選手、スンウク選手、ディエギーニョ選手、小泉選手といった複数の選手がこのポジションを務められることもあり、序列が下がってしまったことは否めません。
右サイド専門の選手としての必要性が薄れていったといっても、仕方がない状況だったのかもしれません。
北爪選手はスピードが持ち味の選手です。しかし吉田監督が右サイドに求める守備能力という点において、少しずつ構想から外れていってしまったのではないかと感じています。
エスパルスから出場機会を求めての移籍決断
こうした現状を受けて、出場機会を求めての移籍という側面が大きかったのではないでしょうか。
北爪選手が持つ屈指のスピード能力と、これまでの実績を踏まえれば、J3ではなくもっと上のカテゴリでも十分にプレーができたはずだと個人的には思っています。ただ、開幕直前というタイミングでの決断となったこともあり、J3クラブへの移籍というかたちになったのだろうと推測しています。
特徴的なプレースタイルと愛された人柄
北爪選手は、その特徴的なプレースタイルとともに、人柄の面でも多くのファン・サポーターから愛された選手でした。
特に印象に残っているのは、新たに加入してきた外国籍選手に対して積極的に声をかけ、チームに馴染ませようとしていたというエピソードです。こうした姿勢は、ピッチ外での北爪選手の人間性をよく表していると感じます。
おわりに
特長のある選手ですし、まだまだ十分に活躍できる力を持っていると思います。
松本山雅FCで存分にプレーをして、いつかまたエスパルスに帰ってきてほしい。そう願わずにはいられません。


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