ジャーメイン良選手獲得発表——なぜ今のエスパルスがと合うのか、戦術相性から読み解くと期待が高まる

移籍情報

 

清水エスパルスは、サンフレッチェ広島からジャーメイン良選手を完全移籍で獲得することを発表しました。

今夏のオフシーズン補強2人目となる今回の加入は、エスパルスのFW陣に待望の厚みをもたらす一手として大きな注目を集めています。

エスパルスに缶ひゅうするジャーメイン選手のキャリアと実績

ジャーメイン選手は、直近シーズンこそ百年構想リーグでポジションを失いスタメン出場が減りましたが、そのキャリアには疑いようのない実績があります。

昨シーズンは広島で35試合にスタメン出場と、出場機会自体はしっかりと確保していました。

そして特筆すべきはその前のシーズン。ジュビロ磐田でのシーズン19ゴールは自身のキャリアハイであり、このときに見せた決定率は「22.9%」という驚異的な数字でした。

これは今シーズンの鹿島アントラーズ・レオセアラ選手をも上回る決定率です。本来の決定力は日本トップクラスの能力を持つ選手であることは間違いありません。

日本代表でもゴールを重ね存在感を示した年でもありました。

移籍したあと輝けなかったのは理由が…

しかし磐田での大活躍の後、移籍した広島では決定機を外してしまうシーンが目立ち、「決定力不足」というイメージがついてしまいました。

しかし、この差は戦術との相性から来るものと言われています。

磐田時代のジャーメイン選手は、ポストプレイヤーの衛星として機能するスタイルで輝きました。ポストで作ったスペースに飛び込み、ゴールに身体ごと押し込む——この形で得点を量産していたのです。

一方の広島では1トップを任され、ボールを収めて前を向くこと、裏に抜けることなど多くのタスク求められるました。シュートを打つ前段階ですでに多くのエネルギーを使い果たしていたという見方もあり、決定率の低下はそこに起因する可能性があります。

「決定力がない」のではなく、「戦術的に決定力を発揮できなかった」——そう捉えるべき選手ではないでしょうか

エスパルスのセフン選手との組み合わせに期待

エスパルスには、セフン選手という絶対的なポストプレイヤーが存在しています。

この環境は、3年前にジャーメイン選手が磐田で輝いた状況よりも、さらに恵まれていると言えるかもしれません。

吉田監督の戦術はセカンドボール回収率を確率論で高めていくアプローチです。セフン選手のポストプレーと、そのセカンドに飛び込むジャーメイン選手という構図は、この戦術との親和性が非常に高いと考えられます。

加えてジャーメイン選手は、献身的な守備もいとわないプレースタイルを持ちます。攻守両面でのハードワークを求める今のエスパルスにとって、こうした姿勢は非常に大きなプラスとなるはずです。

久々の「実績ある日本人FW」獲得

これほどの実績を持つ日本人FWをエスパルスが獲得するのは、久しぶりのことではないでしょうか。

個の能力はもちろん、チームの戦術や編成との相性という観点でも非常に楽しみな加入です。もう一度キャリアハイに近づく活躍でその輝きを取り戻してくれることを、大いに期待したいと思います。


P.S. 新たな外国人アタッカー獲得の噂もあります。もしその選手が加わることになれば、リーグ屈指のアタッカー陣容が実現するかもしれません。続報に注目です。

 

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